白鳥異伝

最近、どうもいそがしく本を読む機会が無かったので。
久しぶりに読書(?)をしてみた。


『白鳥異伝』けっこうおもしろい。
みんなも、一度は耳にしたことがある、草薙の剣や大和猛がでてきます。


ご存知のとおり、草薙の剣にまつわる話は多々あって。
元々は草薙という名前ではありませんでした。
ヤマタノオロチの尻尾から 発見されたときは『天叢雲の剣』という説があります。
しかし、大和武尊が東征した時に野原で焼き討ちにあって、
草を刈って命を取り留めたことにより。草薙の剣と名前がついたようです。
古事記風土記をみるかぎり、かなりドンくさいヤツで。
最終的に、愛人の家にこの剣を忘れて故郷を目の前に衰弱で死んでしまいます。
もともと大和武尊という名前には、一瞬のうちに本領を発揮して燃え尽きるという
意味もあるようで、結局’死’なのか・・・Orz
古事記風土記の双方のこの人物は、、、まったく、、、性格が異なりますが・・・
照らし合わせるとすこし面白い。


まぁ〜その時代背景を描いた作品なのですが。
実際の歴史では大碓、小碓なる王子がいろいろやるのですが。
小倶那なる人物がおそらく小碓にあたる?
まぁ〜もともと天皇の家系の人なのですが、近親相姦で生まれた子供なので(=w=;
生まれ直ぐに川に流されます。(実際には兄(大碓)を殺すのはあってると思うのですが。。。それはやりすぎ?)
古事記を少し知っている人なら楽しめる作品かもしれません。